イマドキのモテる人とモテない人――どこが違うの?仕事をしたら“男女の関係”が見えてきた(前編)(4/7 ページ)

» 2012年05月02日 08時02分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

土肥:でも、その状態を生むのは難しいですよね。経営者全員がそう思っているかもしれません。どのようにすればコストより価値を重くすることができるのでしょうか。

四元:2つの方法があります。1つはコスト側にある重しを取ればいい。つまりコストを下げれば、消費者は買ってくれるかもしれない。値下げですよね。

 でも、ドラッカーが言うように値下げをしなくても、自然と売れる状態にするのがマーケティング。なのでコストを下げる、価格を下げて、価値を重くするというのは、ドラッカーのマーケティング理論には反する。

土肥:コスト側をさわってはいけない。それでも価値を重くするには……価値を増やせばいいと?

四元:ですね。商品に付加価値を付ける……いわば“お化粧”をして、消費者に商品をよく見せることが大切。価値を付加することによって、コスト側の天秤をいじらずに価値を重くすることができますよね。

土肥:なるほど。

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