開会式を前に女子サッカーが始まるなど、盛り上がってきたロンドンオリンピック。日本以外のアジアの国では、どんな競技の人気が高いのだろうか。
博報堂の調査によると、アジアの主要14都市に住む人に「好きなスポーツ」を尋ねたところ、北京(中国)やソウル(韓国)、ジャカルタ(インドネシア)など10都市で「サッカー」がトップ。一方、デリー(インド)やムンバイ(インド)では「クリケット」、台北(台湾)では「野球」、メトロマニラ(フィリピン)では「バスケットボール」がトップだった。
また、「水泳」「バドミントン」も、トップに入った都市はないが、10都市でベスト5に入っている。日本では「野球」の人気が高いようだが(参照記事)※、14都市のうちトップ5に入っていたのはソウル(2位)と台北(1位)のみだった。
では、実際にプレイしているスポーツは何なのだろうか。「普段やっているスポーツ」を聞くと、「ウオーキング/散歩」が北京、ジャカルタ、デリーなどでトップ、「登山/ハイキング」が台北とソウルでトップだった。
トップ5に入ったスポーツでは「ウオーキング/散歩」「ジョギング」が12都市で最も多く、「バドミントン」が11都市、「サイクリング」が9都市、「水泳」が8都市で続いた。バンコク(タイ)でトップのサッカーや、デリーやムンバイで上位に入ったクリケットは好きなスポーツとも重なっていたが、基本的には手軽にできるスポーツが上位に入る傾向にあるようだ。
面接による調査で、対象は15〜59歳男女13951人(各都市540〜900人)。調査期間は2011年5月下旬から8月上旬。
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