「給料がなかなか上がらないので、お金を貯めることができない」というビジネスパーソンも多いのでは。20〜30代の人はどのくらいの預貯金があるのだろうか。
22〜34歳のビジネスパーソンに聞いたところ、平均貯蓄額は338万円であることが、DODAの調査で分かった。内訳をみると「50万円未満」(23%)が最も多く、次いで「100万〜200万円未満」(18%)、「50万〜100万円未満」(14%)が続き、半数以上の人は貯蓄額が200万円未満。一方「500万〜1000万円未満」(12%)、「1000万円以上」(7%)と高額貯蓄者も2割近くおり、貯蓄額は人によって大きく異なることが明らかに。
年齢別に見ると、年齢が上昇するにつれ貯蓄額も増加する傾向がうかがえたが、29歳から30歳に上がるタイミングで一度減少している。30歳の人に、その理由を聞いてみると、「クルマやマイホームを買った」といった声が目立ち、「30歳という節目の年に大きな買い物をすることで一時的に貯蓄が減る人が多いことが分かった」(DODA)
平均貯蓄額が最も多い職種を調べたところ「投資銀行業務」の554万円。内訳を見ると、「500万〜1000万円未満」(42%)が最も多く、次いで「1000万円以上」(24%)と、他職種に比べ高額貯蓄者が多い。貯蓄方法を聞いたところ、仕事で培った投資ノウハウを国債や為替運用に生かしたり、ボーナス(300万円以上)をそのまま貯金に回すなど、高収入者が多いようだ。
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