大人になるとさまざまなしがらみから、なかなか言えなくなる本音。どんな時に本音で話すものなのだろうか。
男女の本能・本音調査事務局の調査によると、「あなたは本音で話しますか?」と尋ねると、「常に本音で話している」は男性では14.4%、女性では14.8%と少数派。「本音で話したいが、時と場合によっては本音で話せないことがある」も合わせた、本音を話す傾向にある人の割合は女性が86.2%と男性の79.8%を上回った。
常に本音を話すことは難しいようだが、本音で話す異性が好きか聞くと、「好き(どちらかと言うと好き含む)」が男性(72.8%)でも女性(70.2%)でも圧倒的に多かった。
「本音で話せる相手」を尋ねると、男女ともに「親」「友達(同性)」「交際相手(彼女・彼氏・妻・夫)」「兄弟」が50%前後で上位に入った。また、男性は女性より「同僚」「部下・後輩」「友達(異性)」に相談する割合が高くなっていた。一方、「上司」は男性では11.9%、女性では6.3%と低かった。
気を遣って本音を言わなかったがために逆にすれ違ってしまうこともあるものだが、「本音を言わずに後悔した相手」を聞くと、男性の上位は「上司」「交際相手」「友達」、女性の上位は「友達」「交際相手」「上司」だった。男性では上司に本音で話せる割合は11.9%だったのに対して、本音を言わずに後悔した割合は38.8%と、30ポイント近くも差が生まれていた。
インターネットによる調査で、対象は20〜60歳の男女1000人。調査期間は9月21〜24日と10月4〜5日。
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