日本自動車販売協会連合会などは1月10日、12月の新車販売台数ランキングを発表した。トップはトヨタ自動車の「アクア」の2万397台で3カ月連続。2位はトヨタ自動車の「プリウス」で前年同月比27.9%減の1万6573台、3位はホンダの軽自動車「N BOX」で1万3647台だった。
この結果、2012年トータルでの販売台数を見ると、トップは4年連続で「プリウス」で31万7675台となった。2位は「アクア」で26万6567台、3位はダイハツの軽自動車「ミラ」で12万14台、4位は「N BOX」で21万1156台、5位はホンダの「フィット」で20万9276台だった。
12月の新車販売台数は前年同月比3.4%減の21万4429台で、4カ月連続で減少した。しかし、2012年トータルでは前年比26.1%増の339万274台と大きく増加。東日本大震災で販売が落ち込んだ反動のほか、9月まで行われたエコカー補助金が影響したようだ。
一方、12月の軽自動車の新車販売台数は同2.5%減の12万4075台と、15カ月ぶりの前年同月比マイナス。しかし、こちらも2012年トータルでは前年比30.1%増の197万9447台と好調だった。
メーカー別の年間販売台数を見ると、プリウスやアクアが販売ランキング上位を独占したトヨタ自動車は前年比38.3%増の162万8782台と大きく伸ばしたが、ホンダ(同12.2%増)や日産自動車(同17.3%増)は伸び悩んだ。
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