2月の新車販売はアクアが5カ月連続トップ、日産ノートも好調

» 2013年03月06日 15時15分 公開
[Business Media 誠]

 日本自動車販売協会連合会などは3月6日、2月の新車販売台数ランキングを発表した。トップはトヨタ自動車の「アクア」(2万4526台)で5カ月連続。2位はトヨタ自動車の「プリウス」で2万3473台、3位はホンダの軽自動車「N BOX」で2万2353台だった。

 2012年9月の新型発売以来、好調な日産自動車の「ノート」も1万6497台と、月ごとに販売台数を伸ばしており、5位にランクイン。同じ日産自動車の「セレナ」も1万1148台と順調だ。また、上位10位のうち軽自動車は5車種と前月より1車種減ったが、全体として軽自動車シフトの流れが続いている。

2月の新車乗用車販売台数ランキング(左、クリックで30位まで表示、出典:日本自動車販売協会連合会)、2月の軽自動車新車販売台数ランキング(右、出典:全国軽自動車連合会)

止まらない新車販売の減少

 2月の新車販売台数は前年同月比12.2%減の29万2453台で、6カ月連続で減少。2012年9月にエコカー補助金が終了した影響が続いており、減少率2ケタは2カ月連続。一方、2月の軽自動車の新車販売台数は同0.8%減の18万4927台と2カ月ぶりに前年同月比マイナスだったが、減少率は限定されていた。

 メーカー別の販売台数を見ると、インプレッサやフォレスターが好調だった富士重工は前年比34.8%増だったが、トヨタ自動車(同14.5%減)やホンダ(同43.0%)、日産自動車(同0.1%)といった大手は軒並み前年の水準を下回っていた。

2月の新車販売台数(登録車、出典:日本自動車販売協会連合会)

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