「ホテルの備品を持ち帰ったことがある」のは35%――“良心度”の低い国は?

» 2013年04月16日 13時50分 公開
[Business Media 誠]

 ホテルに滞在しているときに、部屋にある備品を持ち帰ったことがある人はどのくらいいるのだろうか。29カ国の人に聞いたところ、全体の35%が「ホテルの備品(シャンプー、歯ブラシなどのルームアメニティを除く)を持ち帰ったことがある」と回答していることが、Hotels.comの調査で分かった。

 持って帰ったことがある備品を聞いたところ「室内雑誌、書籍」「リネン」「タオル」が目立った。また「バスローブ」「枕」「電気製品」「アイロン」といった声があったほか、「室内の家具」と答えた人もいた。

 ホテルの備品を持ち帰ったことがないのはどの国の人が多いのだろうか。“良心度”が最も高いのは「デンマーク」で88%の人が持ち帰ったことがないと回答。次いで「オランダ」(85%)、「ノルウェー」(84%)、「ブラジル」「カナダ(ケベック州)」「香港」(いずれも81%)と続いた。ちなみに「日本」(73%)は15位にランクイン。

 一方、“良心度”が最も低かったのは「コロンビア」、次いで「メキシコ」「インド」「スペイン」と続いた。

良心度が最も高かったのは「デンマーク」、最も低かったのは「コロンビア」(出典:Hotels.com)

 この結果について、Hotels.comは「旅行気分は誰もがワクワクするが、いくつかの国の旅行者はホテルの部屋から記念品として備品を家に持ち帰っている。誘惑に耐えた最も良心度の高いデンマーク人、その次のオランダ人とノルウェー人を褒めてたたえるべきだろう」としている。

 インターネットを使った調査で、世界29カ国の人が回答した。調査時期は1月

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