消費税増税が議論されています。単純計算ですが現行の5%から消費税率がアップすると、家計における年間の税負担額は次のように変化します。
例えば、月に20万円消費している家庭なら、消費税が8%なら年間約7万2000円、10%であれば約12万円増えることになります。30万円消費している家庭であれば、より負担は増加します。
ボーナス時の消費アップを加えると、実際はさらに負担が増します。「自分らしい暮らし」を守るために、日々の見えない無駄遣いを減らす必要があると思います。
私は、前職でコンサルタントとして店舗の活性化に携わっていました。その経験から、身近な消費行動を見直すスーパーマーケットの攻略法について紹介します。
「卵がない」「カレー用の肉がない」という理由で買い物に出かけ、卵だけ、あるいは肉だけ買って帰る自信はありますか? 「せっかく来たから」と店内を回って、気が付けば買い物カゴがいっぱい……という経験は誰しもあると思います。
そんなあなたはスーパーマーケットの戦略(ワナ)にはまって、知らず知らずのうちに無駄遣いをしているかもしれません。
スーパーマーケットには顧客の購買意欲を高める「いやらしい仕掛け」があります。最寄りのスーパーマーケットを思い出してみてください。入口付近に色鮮やかな野菜や果物が並び、店の奥には肉や魚。出口付近には惣菜、卵は店中央のゴンドラエンド。
この商品配置には客導線を長くして、「衝動買い」や「思い出し買い」「ついで買い」を促し、買上点数(※)を増加させるという目的があります。その結果「卵を買うつもりだったのに、こんなに買っちゃった」という事態になるわけです。商品配置だけでなく他にも「買わせる戦略」が随所にあります。
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