そんなスーパーマーケットの恐ろしい戦略に負けないための、購買行動の7つのポイントを紹介します。
毎日のように買い物に行く人は週2回にするなど、行く回数を減らしてみましょう。「冷蔵庫一掃デー」を設定して、家にある食材だけで数日乗り切ってみるのも良いでしょう。
お腹が空いているとお菓子やパンなど、余計なものを買い過ぎてしまいます。夕食前のお腹が空く時間帯はもっとも危険です。昼ご飯の後に行くとか、何か口にしてから出かけるようにしましょう。
何を買うか目的を明確にして、必要な調味料などの在庫も確認しておきましょう。
予算を意識することで「まず必要なものを買い、余裕があれば欲しいものを」というように優先順位が明確になり、無駄遣いを予防することができます。
出口から入り、入口へ向かって買い物をします。買い物の最後に惣菜を見ると、疲れてしまって「今日はこれにしておこうか」となりがち。惣菜コーナーはメニューの参考程度に見て作り方をイメージし、必要な食材を選びます。惣菜は最も粗利率が高い高額商品です。
「特価品だから」と買いこんでも、腐らせたり使い切れなかったら本末転倒です。ポイントやおまけにつられて余分に買い足すというのも、大した得にならないことが多いです。
レジに進む前に買い物カゴを確認しましょう。「予算をオーバーしていないか?」「本当に必要なものか?」「それを買わないと困るのか?」など、自問自答してみましょう。
いかがでしたか? コンサルタントの視点というよりは主婦目線での提案かもしれませんが、共感できる部分があれば取り入れてみてください。
家計簿をつけてもお金は貯まりません。それは、家計簿は過去の記録だからです。未来志向で予算管理することで、家計目標を達成することができます。予算を守るには日々のお金の使い方が大切です。効果が高い固定費の見直しを行うと同時に、身近な買い物行動を見直すことも1つの方法です。(小谷晴美)
小谷晴美
国立大阪教育大教育学部卒業。2006年、ファイナンシャルプランナー資格を取得。保険や金融商品の販売を目的としない独立系ファイナンシャルプランナーとして起業。
「自分らしい暮らしと未来を守る家計づくりのお手伝い」をモットーに、中立的な立場で個人相談やマネーセミナー等の講師を務める。
企業研修:世代別ライフプラン研修、定年前研修、金融機関向け提案力強化研修
講演・セミナー:消費者向けマネーセミナー、女性起業セミナー、学生向け金融教育保有資格:CFP、中小企業診断士、住宅ローンアドバイザー
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