ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの塚越隆行ゼネラルマネージャーは、MovieNEXを「ストアやWebなど、魅力的なコンテンツやアイテムを楽しむために、オールディズニー体験を提供する」と説明する。
同社の調査によると、デジタルコピー利用率は実写アクションよりもアニメーション作品のほうが高く、ディズニー作品は「繰り返し見たい」「手元に残したい」というニーズが高い。デジタルに移行するわけではなく既存メディアとの「共存」を目指す売り方を提案する。
また、「1パッケージで1プライス」という特徴もアピールする。これは廉価版をリリースする予定がないということ。例えばDVDを後日安価に提供するといった施策をとらないことを明言し、買い控えを避ける狙いがある。
MovieNEXでは映画をパッケージとして売り切るだけでなく、専用のWebサイトでのコンテンツを販売開始後にも拡充するという。「ディズニーランドは永遠に未完成と言ったのはウォルト・ディズニーでした。MovieNEXもよい意味で永遠に未完成な、進化していくパッケージ」とし、今後も各種キャンペーンでこの考え方の浸透を狙う。
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