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» 2013年09月30日 08時00分 UPDATE

ディズニーはもう単なるブルーレイを発売しない――新形態「MovieNEX」とは何か? (2/3)

[宮田健,Business Media 誠]

永遠に完成しない、進化し続けるパッケージを売る

塚越隆行 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン ゼネラルマネージャー 塚越隆行氏

 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの塚越隆行ゼネラルマネージャーは、MovieNEXを「ストアやWebなど、魅力的なコンテンツやアイテムを楽しむために、オールディズニー体験を提供する」と説明する。

 同社の調査によると、デジタルコピー利用率は実写アクションよりもアニメーション作品のほうが高く、ディズニー作品は「繰り返し見たい」「手元に残したい」というニーズが高い。デジタルに移行するわけではなく既存メディアとの「共存」を目指す売り方を提案する。

 また、「1パッケージで1プライス」という特徴もアピールする。これは廉価版をリリースする予定がないということ。例えばDVDを後日安価に提供するといった施策をとらないことを明言し、買い控えを避ける狙いがある。

 MovieNEXでは映画をパッケージとして売り切るだけでなく、専用のWebサイトでのコンテンツを販売開始後にも拡充するという。「ディズニーランドは永遠に未完成と言ったのはウォルト・ディズニーでした。MovieNEXもよい意味で永遠に未完成な、進化していくパッケージ」とし、今後も各種キャンペーンでこの考え方の浸透を狙う。

MovieNEX マクロミル調査による「映画を楽しむための理想のスタイルは?」への回答

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