10月からスタートした秋ドラマもそろそろ中盤。各ドラマの視聴率も出そろってきたなか、「ヒットするドラマは俳優よりも“役名”がツイートされる」というアンケート調査をホットリンクが発表している。
2013年7月から10月まで放映した「半沢直樹」でドラマ名を含むツイート件数を調べたところ、主人公の敵役を演じた俳優の香川照之さんよりも、役名の大和田暁に関するツイートが約7.5倍という結果に。2011年に大ヒットした「家政婦のミタ」においても、俳優名より役名がツイートされるパターンが多いとしており、一般的な視聴率のドラマよりもその役名でツイートされる比率が高いとのことだ。
また高視聴率を出した「半沢直樹」「家政婦のミタ」については、ドラマ後半になるとツイート数が伸びる傾向にあるという。「なるようになるさ。」や「斎藤さん2」をはじめ「一般的なドラマについては、前評判も含めて口コミがある初回が一番多く、その後のツイート数は下がる傾向にあった」(ホットリンク)という。
ホットリンクは、ヒットするドラマは“役名のツイート数が多いこと”と“回を追うごとにツイートが増える”という2つの条件を満たすと分析している。役名が視聴者の記憶に残るほど、特徴的なキャラクターをドラマ内に出すことが、SNS上での口コミやドラマのヒットにつながる要因になるようだ。
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