2014年に海外旅行をするとしたら、どの国に行きたいですか? 全国の男女に聞いたところ「タイ」と答えた人が最も多いことが、フォートラベルの調査で分かった。タイでの過ごし方を尋ねると「遺跡巡りをしたい」「リゾートでのんびりしたい」「ゴルフやダイビングを楽しみたい」など、旅の目的は人それぞれのようだ。
2位は「スペイン」と「フランス」が同率で並んだ。「スペイン」と答えた人からは「サグラダ・ファミリア」など世界遺産が人気のようだ。また「サッカー観戦」「バル巡りをしたい」といった声もあった。「フランス」は、「美術館に行きたい」「世界遺産巡りをしたい」「グルメを楽しみたい」などのコメントが多かった。4位以降は、「米国」「ドイツ」が続いた。
2014年に行ってみたい旅行先をエリア別にみると、最も多かったのは「欧州」(38.2%)。次いで「アジア」(31.9%)、「北米」(12.1%)と続いた。男女別にみると、女性のトップは「欧州」であるのに対して、男性のトップは「アジア」。女性の44.1%が「欧州」と回答しており、憧れや人気の高さがうかがえた。「ショッピングを楽しみたい」「きれいな街並みの中を歩きたい」「お城を巡りたい」「スイーツを堪能したい」といった声があった。「交通網が整備されている地域が多いため、女性が旅行しやすいことも要因として考えられそうだ」(フォートラベル)
男性に人気の「アジア」については、「グルメ」に関する声が多く、現地での食事が日本人の口に合うことが大きな魅力となっているようだ。その他、「遺跡など古い建築物を巡りたい」「ダイビングを楽しみたい」「のんびりと静養したい」などの声があがった。「『昨年も行ったので今年も』というようなリピーターも散見され、他のエリアに比べ安・近・短で行けることも人気のポイントと言えそうだ」(同)
インターネットによる調査で、フォートラベルの会員1978人が回答した。調査期間は2013年12月26日から2014年1月6日まで。
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