旅行者の財布に優しい都市は「ハノイ」、厳しいのは?

» 2014年06月13日 15時58分 公開
[Business Media 誠]

 口コミサイト「TripAdvisor」を運営するトリップアドバイザーは13日、世界48都市における旅行者の出費を比較した「旅行者物価指数」(2014年)を発表した。それによると、旅行者の財布に最も優しいリーズナブルな都市は「ハノイ(ベトナム)」、逆に最も物価が高いのは「ロンドン(英国)」であることが分かった。

 旅行者物価とは、旅行者が一晩で使う一般的な費用。今回の調査では、海外からの旅行者が多い48都市に絞って調べたところ、最も安かったのは「ハノイ」で1万5751円。次いで「ジャカルタ(インドネシア)」の1万6320円、「シャルム・エル・シェイク(エジプト)」の1万6432円。

 一方、旅行者物価が最も高い「ロンドン」は5万3558円、次いで「パリ(フランス)」の5万2526円という結果に。欧州では、東欧の3都市が旅行者物価の安い都市ランキングトップ10に名を連ねたものの、高いランキングでもトップ10のうち7都市がランクインし、物価高が明らかになった。

 安い都市ランキングでは、トップ10のうち5つがアジアの都市。物価が高いと思われている「東京」は3万5301円と、ワースト14位だった。

旅行者物価の安い国(出典:トリップアドバイザー)
旅行者物価の高い国(出典:トリップアドバイザー)

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