中学生に「起業の魅力」を伝える――ITで活躍する5人が、福岡市の中学校を訪問チャレンジ(2/2 ページ)

» 2014年07月24日 15時55分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
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チャレンジする大切さ

 学生の社会体験といえば「地元企業を訪問」といったケースが多いが、なぜ今回のような取り組みを行ったのか。全国8自治体で構成する「スタートアップ都市推進協議会」は、若い人たちがチャレンジする大切さを学ぶにはどうすればいいのか、といったことを議論してきた。その結果、東京のIT企業で活躍する人たちに白羽の矢が立ち、彼らの体験などを語ってもらうことにした。

 福岡市の高島宗一郎市長は「(若い人たちに)自分で楽しいこと、価値を創っていく、仕事をつくっていく選択肢があることを知ってほしい。新しい価値やサービスを創っていくと、世の中が変わっていくと思う。これからは自分で楽しい会社を作る、笑顔になる会社を作るという選択肢があることを覚えてくれたら、いろんなことがつながっていくのではないか」とコメントした。

ある男子生徒は「社長さんの話なので硬いかと思っていたけど、すごく楽しく聞けた。これから自分でチャレンジしていきたい」とコメント
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