――齊藤さんご自身についてもおうかがいします。ファッション流通についてのご著書を2冊刊行されたことになりますが、これから出していきたいテーマなどがあれば教えてください。
齊藤: 最初の本は、ファッションブランドで買い物をするお客さんが主人公で、「各企業ではこんな工夫をしています」という企業の事例紹介でした。今回はZARAとユニクロにフォーカスして、柳井氏とアマンシオ・オルテガ氏(インデテックス創業者)の経営理念や社会に実現していきたいことを中心に書いたつもりなんです。
となると、3冊目のチャンスをいただけるのであれば、ファッション販売の現場でがんばって働いている人にフォーカスしたい。店頭や本部に限らず、お客さんの希望と会社の都合とのせめぎあいや、増えてしまった在庫をどのように解決していくのか、そういったエピソードを小説仕立てで書けると面白いのでは、と思っています。
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