3月には手始めとして各種タオルやバッグを直営店や百貨店のサンリオコーナーで発売するが、一番のウリは表にキャラクターの説明、裏にモチーフとなった生物の写真や生態域、大きさや希少度などを記載している「コレクションカード」だ。収集する楽しみのほかに深海魚について学ぶことができるようになっている。解説には、沼津港深海水族館やJAMSTEC(海洋研究開発機構)が協力。6月発売のオリジナル商品に添付予定となっており、水族館でのイベントなどで限定カードの配布も検討しているという。
また、キャラクターを集めて自分だけの図鑑に登録できるアプリを開発。図鑑・学習誌などのコラボも実施し、夏休みの自由研究をする男児にアピールしていく構え。「深海魚は2000〜3000種いる。それを集めることで、ただ楽しむだけでなく親子が一緒に勉強できるようにしたい」(青木氏)と話した。
売上目標は3年後に年間80億円。「男児の学園生活の定番キャラクターにしたい」(青木氏)というが、サンリオの狙い通りになるには、知育に関心のある家族層への露出がカギになりそうだ。
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