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賛否両論ある楽天・大久保監督の「デーブ流儀」：赤坂8丁目発スポーツ246（4/4 ページ）

» 2015年03月12日 08時00分公開

[臼北信行，Business Media 誠]

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先輩や上司を敬うのも“デーブ流”

　このように常に先輩や上司を敬うのも“デーブ流”。それが大久保監督の場合は時として「媚びへつらう」と揶揄（やゆ）されるのだが、生き馬の目を抜くプロ野球界ではある意味で大切な要素と言えるだろう。

　楽天・星野SDを「オヤジ」、広島などで活躍したプロ野球界の重鎮OB・大下剛史氏を「オジキ」と呼んで当人たちから我が子のようにかわいがられるなど年配の球界実力者の心をギュッとつかむのはお手の物だ。

　大久保監督に近い関係者は「巨人時代の監督であり恩人のミスター（長嶋茂雄氏）や楽天・三木谷会長とも関係が深く一目置かれている。きちんと顔を合わせて近況報告をしなければいけないと定期的に両者とは食事を重ねているそうだ」とも打ち明ける。

　賛否両論あるかもしれないが、大久保監督が「努力の人」であることは確か。まずは開幕してから、新監督のお手並み拝見といきたい。

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