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パーク24、東武沿線の時間貸し駐車場にPASMOを導入
東武鉄道とパーク24は、東武沿線の時間貸駐車場「タイムズ」に8月からPASMO電子マネーを導入する。第1弾は東武東上線志木駅に近いタイムズとなる。
パーク24は8月8日、東武沿線の時間貸駐車場「タイムズ」に、PASMO電子マネーを導入することで東武鉄道と合意したと発表した。PASMOのほか、相互利用しているSuicaでも駐車代の支払いが行えることになる。
第1弾として、東武東上線志木駅から徒歩3分の場所にある「タイムズ新座志木」で8月23日からサービスを開始する。両社は、PASMO電子マネーが利用できるタイムズを、東武沿線に5カ所、2007年内に設置する予定だ。
パーク24は以前から駐車場のキャッシュレス化に取り組んでおり、PASMO以外のFeliCa決済の導入も進めている。一部駐車場でSuicaを導入しているほか(2005年11月の記事参照)、大阪市交通局の発行する「OSAKA PiTaPa」を使い、クルマと公共交通を連携させる実証実験も行っている(7月3日の記事参照)
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