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平和堂、Edy/QUICPay/iD共用端末を導入
複数のFeliCa決済方式が利用できる、マルチ端末の導入が進んでいる。滋賀県を中心に展開するスーパー平和堂では、3種類の決済に対応するマルチ端末を導入する。
平和堂はジェーシービーと提携し、2007年10月より、ポストペイ方式の非接触IC決済サービス「QUICPay」の取り扱いを開始する。
同社は滋賀県を中心に、京阪・北陸・東海地区で店舗を展開している総合小売業者。すでにビットワレットが運営するプリペイド型電子マネー「Edy」、NTTドコモによるケータイクレジット「iD」の取り扱いを開始しており、1台で双方のサービスに対応する「iD」「Edy」共用端末を順次導入してきた。
今回、QUICPayを含む複数の非接触IC決済サービスに対応するPOS一体型端末を開発。10月より全121店舗でQUICPayの取り扱いを開始する。
ドラッグストア「山田薬品」は、VISA TOUCHとEdyの共用端末
都内を中心にヘルスケアやビューティケアに特化したドラッグストアを展開している山田薬品は、三菱UFJニコスが推進する非接触IC決済サービス「VISA TOUCH(スマートプラス)」およびEdyを、1台で処理できる共用端末の設置を開始している。7月11日の日比谷国際ビルドラッグへの導入を皮切りに、順次全20店舗に展開していく予定だ。
沖縄の調剤専門薬局「すこやか薬局」ではEdyを導入
また、沖縄県内で調剤専門薬局「すこやか薬局グループ」を展開する薬正堂は8月1日より、Edyの導入を開始した。全19店舗のうち、当初は13店舗で対応。8月31日まで、Edy導入を記念した「ダブルマイルキャンペーン!」を実施する。期間中、すこやか薬局グループでEdyによる支払を行うと、ANAのマイルが通常の2倍加算される。
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