「ブラウザの文字サイズ最大」が半数以上――家庭用PC
ブライト・ウェイの調査によると、家庭用PCのディスプレイサイズは14〜15インチが半数以上、19インチ以上は1割ほどだった。動画サイトの利用者は6割以上で、普及していることがうかがえた。
テレビで見た話題をYahoo!で検索したり、ネットショッピングで買い物をしたり……かつて“仕事の道具”だったPCはすっかり日常的な存在になり、家庭にも当たり前に入り込んでいる(9月10日の記事参照)。
ところで家庭では、みんなどのような環境でPCを使っているのだろうか。
コンサルティング会社のブライト・ウェイは9月7日、「家庭でのPCの使用状況、設定について」アンケート結果を発表した。調査期間は2007年8月1日から8月31日までで、同社が運営する子育て支援サイト「こそだて」で実施したもので、回答数は516人(男女比24:76)。
調査によれば、家庭で使用しているPCは、デスクトップが51.8%、ノートPCが47.1%だった。ディスプレイの画面サイズは、14〜15インチ程度(ノート)が34.1%で最も多く、次いで17インチ程度(デスクトップ)21.8%だった。デスクトップを含めると、14〜15インチの画面サイズは半数を超えているという結果が出た。一方、19インチ以上の大型ディスプレイは12.2%で、テレビにつないで使用する人は、わずか0.2%だった。
ブラウザの文字の大きさは最大に設定している人が半数以上
ブラウザの文字の大きさは、「最大」に設定している人が55.2%で最も多く、次いで「大」が25.9%、「中」が6.8%。また「分からない」と回答した人は2.2%で、購入時のままの設定のようだ。
動画サイトや動画コンテンツは、「よく利用する」が1位で45.9%、「時々利用する」人の割合が21.6%となり、動画は抵抗なく利用していることが分かった。
関連記事
- テレビが増幅する「脳内メーカー」人気
「脳内メーカー」記事へのアクセスが増え続けている。テレビで紹介されるたびにネットで検索され、ITmediaの記事が大量に読まれているようだ。 - 夏のボーナスの使い道、「PC購入」を上回ったものとは……
ネットマイルによれば夏のボーナスの平均は58.7万円、IT関連企業は平均をわずかに上回ったようだ。また50代以上の管理職は、自負しているものがある。それは……。 - 世界PC利用台数、2008年末までに10億台を突破――米予測
Forrester Researchの予測によると、技術の進歩や価格の低下などにより、世界のPC利用台数は10億台突破から5年ほどで20億台を超える見通し。 - 人生のストレス、20%はパソコンに起因
インターネットがなくなったら1割が「生きていけない」ほど困る、PCのトラブルに起因するストレスの割合は平均して19.6%──。シマンテック調査より。 - 調査記事バックナンバー
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.