イオンは10月15日から、電子マネー「WAON」の利用エリアを拡大するほか、イオンカードからのオートチャージ機能を付ける(9月28日の記事参照)。これまでWAONの利用エリアは関東の1都6県だったが、新たに愛知県、岐阜県、三重県(一部店舗)、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県に拡大する。これによりジャスコやサティなどのショッピングセンターに出店しているテナントを含め、約1万1000店舗でWAONを利用することができる。
新たにWAONを取り扱う近畿エリアの店舗では西日本旅客鉄道の「ICOCA」、中部エリアでは東日本旅客鉄道の「Suica」にも対応。両エリアでは、ドコモのクレジットブランド「iD」の取扱も始める。
また「WAONカードプラス」と「イオンカード(WAON一体型)」にオートチャージ機能を付加することで、WAONの残高が顧客の設定した一定金額未満になると、レジで支払いの際に自動的にクレジット決済でチャージされる。チャージ金額は1000円から1万9000円まで。
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