日本テレビ放送網、セブン&アイ・ホールディングス、電通の3社は11月26日、次世代型ショッピングポータルサイトを運営する新会社「日テレ7」を設立することで合意した。日テレ7は「メディアと消費の融合」をキーワードに、テレビ放送、流通小売、広告・マーケティングを手掛ける各社のノウハウや資産を集結。従来にはないテレビの視聴スタイルや商品購入のスタイルを創造することで、新たなコミュニケーション市場を開拓するという。
具体的には、日本テレビの番組と連動するショッピングポータルサイトを立ち上げ、日本テレビやセブン&アイをはじめ、さまざまな企業のECサイトと連携。またテレビ番組と連携したオリジナル商品を開発していく。広告・マーケティング事業では、インターネットやテレビ、流通店舗など、メディアと連携させた広告・マーケティング手法を開発する。
3社のほか、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、セブンアンドワイが参加し、2007年12月に新会社を設立する。本格的なサービス開始は2008年4月を予定している。
関連記事
- よくクリックするネット広告のタイプは?
ネット広告をクリックするきっかけは、「自分が興味ある分野」という理由が8割を超えた。実際に購入したことある人は、食品などの低価格商品が多い。C-NEWS調べ。 - 朝日・日経・読売が提携 「ネット活用で紙の新聞を維持」
朝日・日経・読売の3社が提携し、来年1月に共同のニュースサイトをオープンする。「ネットを活用して紙の新聞を維持する」のが狙いといい、3社は新聞販売でも提携した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.