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JAL、チェックイン不要の「QuiC」を開始
JALは2月から、ICカードに加えQRコードを利用したチケットレス搭乗サービス「QuiC」を開始する。ANAが導入を進める「SKiP」と同様のサービスだ。
日本航空(JAL)は12月13日、搭乗用バーコード(2次元バーコード)を使って国内線に搭乗できる「QuiC(クイック)」サービスを開始すると発表した。JALチケットレスサービスで予約・購入を完了し、Webサイトまたは携帯電話でWebチェックインを済ませておけば、搭乗日は空港のカウンターやチェックイン機へ立ち寄らずに直接空港の保安検査場へ向かえる。
JALではこれまでもJALマイレージ会員向けにICカードまたはおサイフケータイを利用して、チェックイン不要で搭乗できる「JAL ICチェックインサービス」を提供していたが、ICカードやおサイフケータイを持たない人もQRコードを使って同様の利便性を提供できるようになることにより、「JAL タッチ&ゴーサービス」へ名称を変更する。2007年12月19日以降の購入分から適用され、2月19日の搭乗分からサービスが利用できる。全国の国内線45空港で利用が可能。
JALは2005年2月にICチェックインサービスを開始し、これまでに延べ450万人が利用している。
ICカードやQRコードを使った搭乗サービスは、すでに全日本空輸(ANA)が「SKiPサービス」を国内の全空港で実施している。
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