ソニー銀行は5月28日、投資信託を通じて温室効果ガス削減に貢献できる「あなたのCO2、投信でオフセット」の対象に、2本のエコファンドを追加すると発表した。取り扱いを始めるのは「損保ジャパン・エコ・オープン(配当利回り重視型)」と「DWS 新資源テクノロジー・ファンド(愛称:グローバル・シフト)」。エコ・オープンは6月2日、テクノロジー・ファンドは6月16日から販売する。
あなたのCO2、投信でオフセットとは、ソニー銀行が2008年4月から始めたもので、金融商品などを通じて環境保全活動に参加するという仕組み。毎年の基準日(2012年まで毎年8月末日)に対象となる投信を一定額以上保有(30万円ごとに1口)していると、ソニー銀行が投信の販売手数料や信託報酬の一部から、排出権を購入して日本政府に寄付する。
あなたのCO2、投信でオフセットの対象となるのは今回の2本のほか、「地球温暖化対策株式ファンド」を4月21日から販売している。
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