専用のポーチに入れたり、ひもで首にぶらさげたり……。肌身離さずケータイを持ち歩く人は多い。しかし、実際どれだけケータイは必要とされているのだろうか。
ネットエイジアの調査によると、「普段、ケータイを持ち歩いていないと不安か」という質問に対し、77.3%が「不安(かなり不安+少し不安)」と回答した。
さらに、「もしケータイを持たずに外出した場合どうするか」と聞くと、「戻る(何があってもケータイを取りに戻る+状況によってケータイを取りに戻る)」と答えたのは81.7%。財布のように手放せないものとなりつつあるようだ。
ケータイは暇つぶしの用途としてもよく使われているようで、特別な用事がなくてもケータイを「利用する(よく利用する+ときどき利用する)」人は80.7%いた。具体的に何をしているか聞くと、最も多いのは「メールチェック」で74.6%。以下、「ネット閲覧」(60.1%)、「メール作成、送信」(39.3%)が続く。
ソフトバンクモバイルユーザーはケータイ依存ぎみ?
自覚があるほどケータイを頻繁に利用している人はどれだけいるのだろうか。「あなたはケータイ依存(またはそれに近い)か」と尋ねると、全体の22.3%が「そう思う」と回答。特に20代では35.4%と3人に1人以上もいた。キャリア別にみると、ソフトバンクモバイルユーザーが32.6%、auユーザーは24.2%、NTTドコモユーザーは18.9%だった。
携帯電話を利用した調査で、対象は20歳から49歳までの男女435人(男性49.7%、女性50.3%)。対象のキャリアはNTTドコモ52.2%、au37.9%、ソフトバンクモバイル9.9%。調査時期は7月24日から28日。
関連記事
- PCからのネット利用時間、初めて減少 博報堂DY調査
博報堂DYの調査で、東京に住む人のPCからのネット利用時間が2004年の調査開始以来、初めて減少した。携帯電話からの利用時間は増えている。 - 友人からのメール 5割以上が「仕事中は無視」
5割以上の人が友人からのメールを仕事中に無視しており、2割の人は、1時間以内に返信がないと不安に感じている。アイシェア調べ。 - ケータイ利用の中高生、6割が「振り回されている」
携帯電話向けサイトを利用している中高生の6割が「ケータイに振り回されている」と思うことがあるという調査結果が出た。ケータイメールは「5分以内返信」がマナーという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.