金融危機の影響で個人消費の落ち込みも心配されているが、今年の高額商品への出費はどの程度あったのだろうか。
アイシェアの調査によると、「あなたが思う高額商品の境界線は?」と尋ねたところ、「月収の1割以上」が40.1%でトップ。以下、「月収の5割以上」(39.8%)、「月収と同額」(12.0%)、「月収の2倍」(3.7%)が続いた。月収以上であれば91.9%の人は高額商品だと感じるようだ。
今年購入した最も高額な商品の金額を聞くと、1位は「5万円未満」(48.4%)。以下、「5万円〜10万円未満」(20.3%)、「10万円〜20万円未満」(17.4%)、「20万円〜50万円未満」(5.3%)、「100万円〜500万円未満」(4.3%)が続いた。20万円以内という回答で全体の86.1%を占めている。
今年購入した最も高額な商品を手に入れた場所はどこなのだろうか。購入した場所を尋ねると、「店舗で購入」が52.1%、「オンラインで購入」が45.7%だった。20代では「オンラインで購入」が半数で、「店舗で購入」を上回った。
携帯電話による調査で、対象は男女374人(男性50.8%、女性49.2%)。調査期間は10月28日から30日。
関連記事
- コンビニが百貨店の売上高を上回った理由
百貨店の上期売上高(2008年1〜6月)を初めて上回ったコンビニ。“小売の雄”とも呼ばれた百貨店だが、なぜ後発のコンビニに追い抜かれたのだろうか? - この秋冬に欲しいファッションアイテムは男性「コート」、女性「チュニック」
- ネットショッピングへの支出、この5年間で3倍
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.