トヨタ自動車は1月19日、レクサスブランドからセダンとSUV(スポーツタイプ多目的車)の特徴を合わせ持ったクロスオーバーSUV「RX350」を1月19日、「RX450h」を4月に発売すると発表した。
「ドライビングに集中できる環境づくりを追求」(同社)するため、センターコンソールに手を置いたまま指先の感触でナビ画面上のポインタを操作できる「リモートタッチ」、世界初(2008年12月現在、同社調べ)の白色有機ELを採用した「マルチインフォメーションディスプレイ」、視線の移動を抑える「ヘッドアップディスプレイ」などを搭載している。
RX450hではレクサスブランド初のV6 3.5リットルアトキンソンサイクルエンジン※や高い冷却性能を備えたインバータの採用など、燃費性能を従来車より向上させたハイブリッドシステム+E-Four※※を搭載したことで、「4500cc車並みのパワーと同排気量クラス世界トップの燃費性能を両立した」(同社)という。
※アトキンソンサイクルエンジン……圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率向上を目指したエンジン。
※※E−Four……電気式AWDシステム。
全国のレクサス店を通じて販売し、価格はRX350が460万〜565万円、RX450hが570万〜650万円。生産はトヨタ自動車九州の宮田工場で、月間販売目標は650台。
関連記事
- これで業績悪化に歯止めがかかる? トヨタ部長クラスの自主的行動
業績悪化に歯止めをかけるため、トヨタ自動車の部長クラス2200人ほどが自社の新車を購入することを決めた。新車販売の低迷が続いているが、異例の取り組みで業績回復となるのだろうか? - ホンダはなぜF1から撤退するのか?――社長会見を(ほぼ)完全収録
本田技研工業は12月5日、突然F1レース活動からの撤退を表明した。その決断の背景にあったものとは何なのか。福井威夫社長とモータースポーツ担当の大島裕志常務が登場した記者会見の詳細をお伝えする。 - 自動車セールス満足度、2年連続で「レクサス」が首位
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.