自宅でのんびりが多数派、年末年始の過ごし方
長い休みがとりやすい年末年始は海外旅行などに行きたくなるもの。しかし、今年の年末年始は自宅でのんびり過ごした人が多かったようだ。フォートラベル調べ。
カレンダーの並びの関係でまとまった休みがとりやすかった2008年〜2009年の年末年始。どのように過ごした人が多かったのだろうか。
年末年始に「何をして過ごしたか?」と尋ねると、トップは「自宅でのんびり過ごす」で40.1%。以下、「帰省」(16.4%)、「海外旅行」(15.7%)、「国内旅行(宿泊を伴う)」(14.2%)、「自宅近郊で過ごす」(4.9%)、「日帰り旅行」(4.4%)が続き、11月に行った事前調査の順位とほとんど変わらなかった。「海外旅行」と「国内旅行(宿泊を伴う)」で半数を超えていた2008年の夏休みとは傾向が異なった。
また、年末年始(2008年12月20日〜2009年1月12日)に取得した一番長い休暇日数は平均で8.1日だった。
円高で安く海外旅行できるようにもなっているが、年末年始に旅行した人はどれだけお金を使ったのだろうか。1人当たりの平均旅行費用を聞くと、「海外旅行」21万4000円、「国内旅行」6万7000円、「帰省」2万3000円、「日帰り旅行」1万5000円だった。
「夏の旅行動向調査」で行った同様の設問では、「海外旅行」21万5000円、「国内旅行」5万8000円、「帰省」3万4000円となっており、「海外旅行」には大きな差はなく、「国内旅行」は9000円高くなり、逆に「帰省」については1万1000円安くなっている。「夏休みは休暇の時期が分散するが、年末年始は特定の時期に集中するため、ツアーや宿泊の価格設定も高い傾向にあることが、国内旅行の費用が高まった要因として考えられる」(フォートラベル)
インターネットによる調査で、対象は男女688人(男性48%、女性52%)。調査期間は1月7日から1月14日。
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