100年に1度と言われる不況下だが、夏のボーナスはいくらぐらい支給されたのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、夏のボーナスをもらった人に「手取りでいくらでしたか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「20万円未満」で31%。以下、「20万円〜30万円未満」(15%)、「30万円〜40万円」(12%)、「40万円〜50万円」(10%)が続いた。年代別に見ると、上の年代ほど支給額が上がる傾向にあったが、「20万円未満」が最も多いのは40代で36%だった。
支給額を昨年と比較するとどうなのだろうか。「今年の夏のボーナスの手取り額は、昨年の夏のボーナスと比べて多かったですか? 少なかったですか?」と聞くと、「多かった」は13%、「変わらなかった」は26%、「少なかった」は54%だった。年代別に見ると、上の年代になるほど「多かった」の比率が下がり、「少なかった」の比率が高くなっている。
ボーナスは何に使ったのだろうか。「今年の夏のボーナスをどのような用途に使いましたか?」と尋ねたところ、トップは「旅行、レジャーの費用」で30%。以下、「クレジットカードの支払い費用」(22%)、「生活費」(21%)、「住宅ローンの返済費用」(17%)、「洋服の購入費用」(17%)が続いた。「旅行、レジャーの費用」は2008年調査でもトップだったが、比率は2009年の方が10ポイント下がっている。
インターネットによる調査で、対象は20歳〜59歳の法人経営者、会社員(パート・アルバイトは除く)、公務員で、今年夏のボーナスが支給された男女400人(男性200人、女性200人)。
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