ビジネスランチにぴったり! 1個60円の「塩やきそばパン」:迷わずはさめよ、はさめば分かるさ!
“弁当男子”ならぬ“サンドイッチ男子”のための連載「迷わずはさめよ、はさめば分かるさ!」。第2回は、和風なサンドイッチとして「焼きそばパン」を作ります。
“弁当男子”ならぬ“サンドイッチ男子”のための連載「迷わずはさめよ、はさめば分かるさ!」。第1回のピーナツバター&ジェリーに続く第2回は、和風なサンドイッチとして「焼きそばパン」を作ります。惣菜パンの定番として、馴染み深い焼きそばパン。高校時代の購買部では、真っ先に売り切れになったあの懐かしのパンです。
学生時代には奪い合うようにして食べていた焼そばパンも、社会人になると口にする機会がぐっと減ります。コンビニのサンドイッチコーナーの片隅で、中途半端に高めの価格で売られているくらいです。
そんな焼そばパンのメリットは、ボリュームがあってお腹いっぱいになれる点。それが学生に人気がある一因であることは間違いありません。だったらビジネスランチとしてもイケるのではないでしょうか。作り方もさほど難しくないだろうということで、今回試作してみました。
材料(4つ分)
- ホットドッグ用パン……4本
- 焼きそば……2人前
- 焼きそばに付いているソース
- キャベツ……少々
- 長ネギ……少々
所要時間
- 野菜カット……3分
- 焼きそば炒め……4分
- 盛り合わせ……2分
- 合計:9分
1個分の値段
- 野菜……5円
- 焼きそば……25円
- ホットドッグパン……30円
- 合計:60円
作り方
定番のソースか、それとも変化球の塩か
ふつう焼そばパンといえば、ソース味が本道。しかし、塩焼そばもアリではないかと考え、今回はソース味と塩味の両方を試作しました。
ソースタイプは、いわゆる焼そばパンの懐かしい味がします。想像通りの味です。一方の塩タイプも、あっさりしていて意外にイケます。ソースだと途中でくどさを覚えますが、塩だとスルリと食べられます。また、こちらのほうがマスタード、マヨネーズの風味をしっかりと味わえました。
調理のコツ
- マヨネーズをパンに軽く塗っておく
麺の水分がパンに吸収されるのを防ぐため。 - 野菜は少な目に
野菜は少な目が焼そばパンにはちょうどいいです。主役は麺であって、野菜は出しゃばらない方がベター。今回は長ネギを加えましたが、キャベツだけで十分だと思います。 - 肉、海鮮類は不要
肉やエビ・イカを入れると食べにくく、味もくどくなるので省きました。そばと柔らかい野菜の方が、パンと麺のモチモチ感がマッチします。 - ちょっぴりマスタードを塗る
味が引き締まります。 - 青のり、紅ショウガ
職場で青のりのついた歯を見せるのはスマートではないので、入れないほうがベターと判断。なくても味に支障はありません。
ひとことでまとめると、焼きそばパンにふさわしいのは、「キャベツだけの焼きそば」だということ。キャベツはほんの少々でOK。焼きそば単体として食べるには物足りないくらいが、焼きそばパンとしてはもっともおいしく感じると思います。イメージとしては、屋外バーベキューの最後に余ったキャベツで作る中途半端な焼きそば、アレです。
惣菜パンは作るのが面倒なイメージがありますが、中身の焼そばさえ作ってしまえば完成したも同然です。ビジネスランチのレパートリーにぜひ。これからの暑い季節、個人的にはあっさり系の「塩味」をオススメします。
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