朝型の8割「寝起きがいい」 活動時間の違いで睡眠満足度に開き
朝型は「十分に睡眠が取れている」「寝起きがいい」――アイシェアが実施した起床に関する調査で、ライフスタイルによる寝起きの方法や満足度に違いが明らかになった。
朝型、夜型といったライフスタイルの違いによって、寝起きの方法や満足度は異なるのか。アイシェアは20代から40代までの男女に起床に関する意識調査を実施した。有効回答数は551人。回答者の属性は「朝型」が31.6%、「夜型」が68.4%。
十分に睡眠が取れているかとの問いには、「十分に取れている」が12.3%、「どちらかというと取れている」が35.4%で、合わせると約半数が睡眠が「取れている」と回答。
活動時間別に見ると、睡眠が「取れている」とした人は「夜型」のうち41.1%であるのに対し、「朝型」では62.1%と20%以上も高く、特に睡眠を「十分に取れている」人の割合が目立つ。
寝起きについては、「いい(すごくいい+どちらかというといい)」が51.0%、「悪い(どちらかというと悪い+すごく悪い)」が49.0%と、割合はほぼ互角の結果に。またよく睡眠を取れている人ほど寝起きが「いい」と答える割合が高くなっている。
「朝型」では寝起きが「いい」と答えた人が79.3%にのぼり、「夜型」(37.9%)と大きな差が出た。「睡眠の取れ度合や寝起きのよさを考えると、朝型のライフスタイルにはメリットが大きいのかもしれない」(アイシェア)
起床時間の管理方法については、全体の38.8%が「目覚まし時計」使用と回答。「オーディオ機器・携帯などの目覚まし機能」を使う人も29.4%を占めた。一方、「時間になったら自然に目が覚める」も22.9%で、特に睡眠が「十分に取れている」人が36.8%と際立った。
自由回答形式で聞いた、寝起きをスッキリさせる方法については、「早寝早起きする」という生活リズムに関するものをはじめ、「お風呂にはいる・シャワーを浴びる」「水を飲む」といった回答が多い。ほかにも「簡単なストレッチをする」「太陽の光を浴びる」など、起床後何かをすることで目覚めを促すアイデアが目立った。
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