調査リポート
都内の不動産、JR中央本線と東急東横線沿線が人気
アットホームが2009年1月〜8月に「at home web」で検索された回数を集計したところ、売買部門において東京都の駅で最も検索されたのは「自由が丘駅」の物件、賃貸部門では「中目黒駅」の物件だった。
不況で不動産市場も低迷しているが、需要自体は少なくない。どの地域の物件に人気があるのだろうか。
アットホームが2009年1月〜8月に「at home web」で検索された回数を集計したところ、売買部門において東京都の駅で最も検索されたのは「自由が丘駅」の物件だった。以下、2位「田園調布駅」、3位「吉祥寺駅」、4位「多摩川駅」、5位「中目黒駅」が続いた。
一方、賃貸部門で最も検索されたのは「中目黒駅」の物件。以下、2位「自由が丘駅」、3位「吉祥寺駅」、4位「荻窪駅」、5位「学芸大学駅」が続いた。沿線別に見ると、売買部門ではトップ20にJR中央本線の駅が5駅、東急東横線の駅が8駅、賃貸部門ではJR中央本線の駅が5駅、東急東横線の駅が7駅ランクインしている。
エリア別に見ると、売買部門・賃貸部門ともに最も検索されたのは「世田谷区」の物件。以下、売買部門は2位「目黒区」、3位「渋谷区」、4位「杉並区」、5位「港区」、賃貸部門は2位「渋谷区」、3位「目黒区」、4位「港区」、5位「新宿区」と続いた。
しかし、成約数ランキングを見ると、賃貸部門1位は「世田谷区」と検索ランキングと一致していたものの、売買部門1位は「足立区」となっており、現実との乖離(かいり)も見られた。
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