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レクサス待望のヒット作「HS250h」の魅力を探る:岡崎宏司のクルマ DE トリップ(2/2 ページ)
レクサス初のハイブリッド専用車で、販売も好調な「HS250h」。高級車らしい塗装の美しさや遊び心のあるインテリア、パワフルな走りを、自動車ジャーナリスト・岡崎宏司氏がチェックしました。
「LEXUS HYBRID DRIVE」……価格は395万円から535万円。僕のお薦めは453万円の「バージョンI」です(左)。テールランプはホワイトレンズを使っていますが、なんとなく「街のスピードショップ製」のようで、レクサスには似合わないと思います(右)
街も山岳路の登りも力強い加速
HS250hのボディサイズは、幅が10ミリ狭い以外は、レクサスISより一回り大きくなっています。とくに全高は75ミリも高く、さらにはアッパーキャビンの台形が絞り込まれていないので、キャビンは広々しています。スポーティなルックスの持ち主ではありませんが、 ドッシリと落ち着いた印象があります。
エンジンは2.4Lで、組み合わされるモーターも強力です。加速は力強く、街はもちろん、ハイウェイでも、そして、山岳路の登りでも活発に走ってくれます。ただし、とくに中速域の追い越し加速では、電気モーターのアシスト感をもう少し前面に強く出した方が、より気持ちがいいのではないかと僕は思います。
タイヤは18インチと17インチがありますが、僕のお薦めは(とくに乗り心地面で)17インチです。ハンドリングも素直ですし、回生ブレーキに気を遣わされることもありません。レクサスにようやく春が巡ってきたようです。
では、また。(文&撮影:岡崎宏司)
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