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年の瀬にサブプライム問題を振り返ってみる投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

毎週土曜連載の『カブ・ジェネレーション』第39回。一連の金融不況で、保有株が大幅に値下がりしたあずさ。そのうらみを原因となった企業にぶつけようとしているようです。

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 ドバイショックに見舞われながらも、それほど下げなかった世界の株式市場。とはいえやはり、サブプライムショックで受けたポートフォリオの傷が全快するには、まだ時間がかかりそうです。

 猛烈に痛んだポートフォリオを見る度に、サブプライムローン関連証券を開発した投資銀行にうらみをぶつけたくなります。そしてそのうらみは「この金融商品は安全ですよ」なんて余計な太鼓判を押してくれた格付け会社にも及びます。「あんたら自身が危険じゃん!」と叫びたいです……。ちなみに格付け「D」は、おおむね「投資絶対ダメ」レベルです(格付け会社によって多少変わります)。

 とはいっても、金融商品を買う時にはやはり格付けを確認しないわけにはいかないですよね。投資、痛し、かゆしです。

 さて、そんな投資道を右往左往しつつ、今年の春から始まったカブジェネ。いつもお読みくださっているみなさま、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお付き合いください。「二番底」が来るという噂もたびたび耳にしますが、来年はみなさまのポートフォリオとご自身にとってよい年になりますよう、お祈りしております。

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編集Hのつぶやき

12月31日の冬コミで、雄山先生は東1ホールK−01a「桃熊薬局」で参加する予定です。お立ち寄りいただけると、本人が大変喜ぶらしいです。


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。コミックマーケット参加情報:12月31日(木)東1ホール K−01a「桃熊薬局」。


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