上海万博のロボット、“魯班ちゃん”を見にいきたい:誠 Weekly Access Top10(2010年5月1日〜5月7日)
中国がその威信をかけて臨んでいる上海国際博覧会。中国各省や各国がさまざまな展示を行っているが、筆者は山東館のパビリオンで展示されているという「魯班ちゃん」なるロボットが気になった。
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期待の新ロボット「魯班ちゃん」
5月1日から始まった上海国際博覧会(上海万博)。テーマソングが岡本真夜さんの曲の盗作の疑いをかけられたり、客足もそれほど伸びていなかったりと、スタートは順調とは言えないようだが、急成長中の中国が威信をかけて臨んでいるイベントであることは間違いない。
10月31日まで開催されるということで、筆者もいつか行く日のために公式Webサイトをチェックしてみた。各パビリオンの紹介を見てみると、北京館は外形が変身するパビリオンを展示していたり、サウジアラビア館ではシルクロードにある船をイメージしたパビリオンを設けていたりと、なかなか面白そう。
そんな中、筆者が注目したのは山東館のパビリオン。「斉魯青末了(山東は豊かになった)」 をテーマに、孔子像などを展示しているのだが、同時に「魯班ちゃん」なるロボットも動かしているというのだ。その説明文を引用してみよう。
「魯班ちゃん」と呼ばれるロボットが昔のサッカーやそろばんを学ぶほか、孔子とともに世界を旅行し、泰山に登って頂上から現在の山東など多くの展示内容を見る。これは山東館を訪れた人の特別な体験となるだろう。
サッカーやそろばんをするには、それなりに細かな動きができないと難しいはず。……なかなか挑戦的な試みである。中国のロボットといえば、「先行者」や農民発明家が開発したロボットのようにネタになりがちなのだが、この「魯班ちゃん」はどの程度の実力を持っているのか、一度見てみたいなと思っている。
Webサイトには画像がなく、検索しても出てこないので、上海万博に行った方には教えていただければありがたいと思う。筆者も時間があればいずれチェックしに行く予定だ。
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