「定年退職してからやることがなくなった」という話はしばしば聞くもの。平均寿命も伸びている現代、第二の人生を充実させるために、趣味を持とうとする人はどのくらいいるのだろうか。
アイシェアの調査によると、「老後は趣味を持ちたいと思いますか?」と尋ねたところ、「持ちたい(とても持ちたい+できれば持ちたい)」は89.0%。男女別に見ると、「持ちたい」の割合は男性(86.6%)より女性(92.0%)の方が高かった。
老後に趣味を「持ちたい」理由を具体的に聞くと、「楽しみが増えるから」「生きがいになるため」「有意義に時間を過ごしたいから」「ボケ防止に」などの声が挙がった。
老後に趣味を持ちたい人に「どんな趣味を持ちたいと思いますか?」と尋ねると、最も多かったのは「旅行」で22.0%。以下、「スポーツ」が11.1%、「楽器演奏」が9.9%、「手芸・工作」が8.6%、「絵画・イラスト」が8.4%、「園芸・ガーデニング」が4.6%、「インターネット」が4.3%で続いた。
男女別に見ると、「楽器演奏」は女性(6.9%)より男性(12.2%)の割合が高く、「絵画・イラスト」は男性(5.0%)より女性(12.6%)の割合が高かった。
インターネットによる調査で、対象は20〜40代男女444人(男性57.4%、女性42.6%)。調査期間は7月15日から21日。
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