親睦やストレス解消の場になるアフター5の飲み会。ビジネスパーソンたちは、どのくらい飲みに行っているのだろうか。
インテージの調査によると、1都3県のビジネスパーソンに「最近3カ月間、あなたはどのくらいの頻度で会社の同僚や友人など(1人の場合も含む)とプライベートでアフター5の飲酒をしましたか(会社の歓送迎会などの行事や接待は除く)」と尋ねたところ、最も多かったのは「2〜3カ月に1回くらい」で20.0%。以下、「1カ月に1回くらい」が19.3%、「2〜3週間に1回くらい」が14.8%、「週1日くらい」が13.1%で続いた。しかし、「行っていない」という人も23.9%いるようだ。
3カ月に1回以上アフター5の飲酒をした人に、飲酒をした曜日やスタート時間を聞くと、曜日では「金曜」(60.4%)が多く、「月曜」(5.6%)や「火曜」(4.9%)、「日曜」(3.1%)が少なかった。スタート時間では「19時台」が47.6%で最も多く、「18時台」(36.1%)、「20時台」(20.4%)が続いた。アフター5とはいうものの、5時台以前に飲酒を開始している人は5.4%しかいないようで、年代が下になるほど開始時間が遅くなる傾向にあるようだ。
「アフター5で飲酒している時間は、1回当たり何時間くらいが多かったですか?」と尋ねると、「2時間くらい」(45.3%)と「3時間くらい」(43.5%)がほとんど。年代別に見ると、女性20代と30代では「3時間くらい」が多くなっているようだ。
「アフター5の飲酒の1回1人当たりの平均予算」を聞くと、最も多かったのは「3000円程度」で21.3%。以下、「5000円程度」が19.2%、「4000円程度」が18.7%、「3500円程度」が15.1%で続いた。中には「1万円以上」という人も1.0%いた。
インターネットによる調査で、対象は1都3県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の20〜59歳の男女ビジネスパーソン800人(男性400人、女性400人)。調査期間は7月21日から23日。
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