ゴルフレッスンに最適、手軽にスイングチェックの薄型5倍ズーム「EX-FC160S」
カシオ計算機はゴルフのスイングレッスンに最適な機能を備えたデジタルカメラ「EX-FC160S」を発売する。有村智恵プロの解説ハンドブック付き。
カシオ計算機は8月12日、コンパクトデジタルカメラ“EXILIM”の新製品としてゴルフのレッスンに最適な機能を備えた「EX-FC160S」を8月27日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は35000円前後。
高速連写機能を備えた“HIGH-SPEED EXILIM”「EX-FC150」をベースに、動画撮影後の再生時にスイングチェックに最適な「ガイドライン表示」などの機能を搭載した。
後方からの撮影ではボールと首の付け根を結んだラインとボールとシャフトを結んだラインを表示させることができ、横からの撮影では縦2本のラインでスタンス幅、横2本のラインで頭の上下を確認できる。
既存のゴルフレッスンモデルである「EX-FS10S」は、ライン表示が動画ごとに行えず複数人のフォームを撮影していると、その人ごとに表示を調整する必要があったが、新製品では動画ごとにライン表示を行えるため、複数人でお互いを撮影してフォームのチェックが容易になった。
また、本製品の広告キャラクターには女子プロゴルファーの有村智恵選手が起用されており、パッケージには有村選手監修による、スイングチェックの解説ハンドブックが付属する。
撮像素子には高感度な1/2.3型 有効1010万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載しており、35ミリ換算37〜185ミリの光学5倍ズームレンズを組み合わせる。静止画の連写は最高3456×2592ピクセル/秒間40枚で、動画については最速1000fps(224×64ピクセル)の高速動画のほか、1280×720ピクセルのハイビジョン動画も撮影できる。
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