調査リポート
企業の採用活動、マネージャークラスに不足感(2/2 ページ)
企業の採用担当者に1人当たりの採用予算を聞くと、平均は64万9700万円と前年より17万47000円増加。マネージャークラスの人材が不足していることが、その背景にあるようだ。イーキャリア調べ。
採用活動にTwitterを利用していますか?
広報などでTwitterを活用する企業も増えているが、「採用活動にTwitterを利用していますか?」と聞くと、「現在、利用している」はわずか2.8%。しかし、「現在、利用する方向で検討中である」(5.3%)や「現在は利用していないが、利用したいと思っている」(13.0%)を合わせると21.1%に達するようだ。
採用活動でTwitterを利用している、もしくは利用意向がある企業にその理由を聞くと、最も多かったのは「通常の採用活動よりも、採用コストがかからないため」で39.3%。以下、「応募数を増やしたいため」が36.9%、「Twitterの発言から、応募者の思考や性格を知るため」が36.9%、「応募者とのインタラクティブなコミュニケーションが可能なため」が20.2%で続いた。
また、Twitterを活用するにあたって、困っている点や不安な点も自由回答で聞くと、「まだ使い方をよく知らない」「まだ具体的にどんなものか分かっていない」といったTwitter自体の理解の問題が多く、ほかにも「冷やかしや、遊び半分で寄せられては困る」「上司の理解」「誰が管理するか」といった不安点が挙がった。
インターネットによる調査で、対象は企業の採用担当者400人。調査期間は8月12日から15日。
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