パパも後押しする? 中学受験生にしてあげること
特に首都圏では多くの小学生が経験する中学受験。子どもが中学受験をする予定の家庭では、進学塾や通信教育と並んで、両親が勉強を教えている割合も高いようだ。アメリカンホーム保険会社調べ。
首都圏では小学生の17.7%(2008年度)が経験する中学受験(参照リンク)。ある程度自立した大学受験生とは違って、親の支えも重要となるが、父親は中学受験生とどのように関わっているのだろうか。
アメリカンホーム保険会社の調査によると、小学生の子どもを持ち、中学受験を応援している(応援する予定の)20〜50代男性のうち16.4%は、「勉強している子どものために飲み物や夜食などを作ったことがある」ことが分かった。どんな飲み物や夜食を作ったかを聞くと、最も多かったのは「おにぎり」で19.5%。以下、「ココア」が11.6%、「ラーメン」が8.5%、「うどん」が6.7%で続いた。
中学受験をするとなると、小学校の勉強だけでは足りなくなるもの。「子どもが行っている小学校以外の勉強方法」を尋ねると、「進学塾」が45.6%でトップ。以下、「通信教育」(31.5%)、「配偶者が教えている」(30.2%)、「自分が教えている」(26.5%)がほぼ同率で並んだ。進学塾や通信教育と並んで、家庭内で教育を行っている人が多いようだ。
しかし、子どもの学年別に見ると、上の学年になるほど「進学塾」の割合が高くなっている(3年生28.8%、4年生34.0%、5年生50.3%、6年生55.0%)。
遊びたい年頃の小学生にとっては、勉強ばかりの時間が続いては気が詰まるもの。「子どもが勉強の息抜きにしていること」を聞くと、最も多かったのは「テレビを見る」で67.1%。以下、「テレビゲームをする」(53.0%)、「マンガを読む」が44.7%、「携帯型ゲームをする」が44.4%、「運動をする」が42.9%、「本を読む」が38.1%で続いた。
ちなみに、「テレビゲームをする」や「携帯型ゲームをする」と答えた人に、子どもが最もはまっているゲームを聞くと、「スーパーマリオシリーズ」(16.4%)や「ポケットモンスターシリーズ」(11.7%)が人気だった。
インターネットによる調査で、対象は小学生の子どもを持ち、中学受験を応援している(もしくは応援する予定のある)20〜50代の男性1000人。調査期間は7月28日から8月1日。
関連記事
- 偏差値60以上と50以下の高校生、こんなところに違いが
偏差値60以上の高校に通う高校生と50以下の高校生――学習習慣にどのような違いがあるのだろうか。「分からない問題への対処法」や「無視してできる問題だけを解いていった」などの行動で違いがみられた。ベネッセコーポレーション調べ。 - iPhone/iPod touchを使ったモバイル英語勉強法
「英語を身に付けたいけど、どうやって勉強すればいいのか」といった悩みを抱えている人も多いのでは。今回は現役東大生の筆者が実践している、“モバイル英語勉強法”を紹介しよう。 - 学校外での教育活動、人気のスポーツ教室や習い事は?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.