昔の子どもと違い、ネットや携帯電話が生まれた時から身近なところにある現代の子ども。どのように利用しているのだろうか。
アスキー総合研究所の調査によると、小学生に「PCでのインターネット利用経験」を尋ねたところ、「ある」は男子が72.9%と女子の66.3%をやや上回った。
インターネット利用者に利用内容を聞くと、男子の上位は「ゲームの攻略法を見る」(58.5%)「趣味のためにホームページを見る」(45.3%)「ゲーム」(41.5%)だったが、女子の上位は「ゲーム」(45.9%)「趣味のためにホームページを見る」(44.3%)「勉強のためにホームページを見る」(33.0%)とやや傾向が異なっていた。
「メール」も男子の7.3%、女子の6.4%が利用しており、「ブログや自分のホームページの更新」と答えた児童も男子では3.8%、女子では3.1%に達していた。30人学級だと、クラスに1人はブログやホームページを更新している児童がいることになる。
携帯電話は主として両親とのコミュニケーションに利用
携帯電話の所有率は男子が15.9%で、女子が16.2%とほぼ同率。小学校低学年(1〜3年生)では男子11.9%、女子10.6%だったが、小学校高学年(4〜6年生)になると男子20.7%、女子26.9%と倍以上の児童が持つようになるようだ。
携帯電話の所有者に利用内容を聞くと、男女ともにトップは「両親と通話」。以下、「両親とメール」「写真や動画を見る、撮る」までは同順位だったが、4位は男子が「友達と通話」、女子が「友達とメール」と傾向が異なっていた。最近、利用者を増やしているTwitterだが、この調査では携帯で利用している児童はいなかった。
雑誌添付ハガキによるアンケートで、対象は「デンゲキニンテンドーDS」「キャラぱふぇ」の読者814人(男子321人、女子493人)。調査期間は9月21日から10月27日。
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