「写真を通じて笑顔に」、“松竹梅”をモチーフにしたフィルムカメラ
ロモジャパンは4月4日、“松竹梅”をモチーフにしたフィルムカメラ3種を発売した。売上から2万ユーロ(約239万円)分を欧州の赤十字社を通じて義援金として寄付する。
ロモジャパンは4月4日、“松竹梅”をモチーフにしたフィルムカメラ3種を発売した。和風デザインだけでなく、商品名にも「自由」「煌き」「幸せ」が含まれる。
新しいカメラ3種はゴールデンウイーク向けに制作していたが、発売を予定より早め売上から2万ユーロ(約239万円)分を欧州の赤十字社を通じて義援金として寄付する。
Diana Mini JIYU(Freedom)は“梅”をモチーフにした35ミリフィルムカメラで、24ミリのレンズが付いている。スクエアフレームフォーマット(24×24ミリ)とハーフフレームフォーマット(24×17ミリ)に対応し、フレーム切り替えスイッチを使って撮影中でも変更できる。サイズは101×155×60ミリ(横×高さ×奥行き)で重さは200グラム、価格は1万1550円。
Diana F+ KIRAMEKI Edition(Sparkling)は“松”をモチーフにした中判カメラで、120ミリフィルムを使う。ゾーンフォーカスを採用しており、“ドリーミーな写りの真四角写真”が撮影できるという。レンズは75ミリ、サイズは249×202×122ミリ、重さは220グラムだ。価格は1万290円。
Fisheye2 SHIAWASE Edition(Happiness)は“竹”をモチーフにした魚眼カメラ。画角170度のフィッシュアイレンズが付いており、使用フィルムは35ミリだ。サイズは110×10.5×70で重さは230グラム、価格は8900円。
同社では「Lomography Loves Japan」と題し、東日本大震災の復興に向けた取り組みを行っている。本製品の発売に際し、「写真を通じて1人でも多くの方に笑顔を取り戻していただきたい。日本のすべての方々に何らかの望みを運んでくれる応援カメラになればと願っております」とコメントを寄せている。
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