コラム
“フィッシュ哲学”――復活した魚屋に顧客対応と組織活性化を学ぶ(2/2 ページ)
シアトルのさびれた魚市場を復活させたと言われる、4つのシンプルな行動規範“フィッシュ哲学”。日本では病院で数多く導入されているが、会社組織でもフィッシュ哲学をもとに対応方法を見直してみてはいかがだろうか。
フィッシュ哲学は病院で数多く導入
このフィッシュ哲学は、組織を活性化することを目的に、日本では病院で数多く導入されているようですが、普通の会社組織においても、顧客対応を磨くために導入することもできますし、マネジャーの若手社員たちへの対応方法を見直す際の参考にもできるでしょう。
非常にシンプルですが、例えばこの4つをサーベイにして、みんなで自社の組織の活性度、マネジメント、顧客対応などについて5〜10段階で採点・集計をした上で、そのスコアをもとに議論し、改善策を考えるような研修をやってみるのも有意義な試みになると思います。(川口雅裕)
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