コラム
企業がWebPRで漫画を活用するには?――『Webマーケッター瞳』の舞台裏(3/3 ページ)
最近Webでもよく見かけるようになった、漫画コンテンツによるPR広告。しかし、読者の関心を引き付けやすい一方、いろいろと苦労は多いもの。今回は『Webマーケッター瞳』制作の裏側をご紹介します。
漫画コンテンツのポイントや注意点
漫画コンテンツはみなさんに楽しんで見てもらえるので、Web向けのコンテンツとしては優れていると思っています。「マンガ」というとB2C向けに思われるかもしれませんが、B2Bの領域でもマンガをうまく使えばファーストタッチをつかみやすかったり、ググッとお客さんをひき付けたりできるのでいいですよね。
Web担でも人気が高い漫画記事ですが、実は次のような弱点があります。
- 時間がかかる……文章コンテンツなどは完成までに1〜2週間、早ければ全体が数日で完成する場合もあります。しかし漫画の場合、8〜16ページ作るのに1カ月はかかります。64ページや80ページといったまとまった分量の漫画を作るには、やはり数カ月はみておく必要があります
- コストがかかる……マーケティング漫画の編プロを通すと、1ページあたり数万円かかります(原作者や漫画家の分も含めて)。関わる人の数が多いので、仕方ないですね
- 伝えられる内容が少ない……同じページ数で、文章の場合の10%程度のことしか伝えられません。仕方ないです。多くのことを伝えようと詰め込むと、漫画として魅力がなくなってしまいますから(クライアントの要望でそうなってしまうことも多いようですが)、本当に伝えたいポイントに絞るのが大切ですね
マーケティング用の漫画というと1〜2ページで商品を説明するような漫画を想像するかもしれませんが、せっかくならWebマーケッター瞳のようなストーリーものがいいですよね。
時間もコストもかかりますが、キャラ・行動・ストーリー展開で共感を生み、読者の右脳に響かせるような漫画を増やせるといいな、と思っています。(安田英久)
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