ウェザーニューズは2月20日、「2012年桜開花傾向」を発表、東京(上野公園)の桜開花日を3月29日ごろ、満開開始日を4月6日ごろと予測した。2011年開花日の3月31日よりは早まるものの、ここ5年の平均開花日である3月24日よりは遅くなる見込みだ。
桜開花傾向は、過去8年間に一般から寄せられた桜の開花状況に関するリポートと、今後の気象状況の予測をもとに算出したもの。同社では「2012年は2月の気温も平年より低いところが多く、春本番の暖かさを感じられるのは3月中ごろになってから。暖かくなってからも寒の戻りがあり、つぼみの生長が足踏みすることがある」とコメントしている。
2012年の桜の開花は全国的に過去5年の平均よりも遅めで、西日本から中部にかけては過去5年の中でも一番遅くなるところが多くなると同社は予想。都道府県別に名所の開花日を見ると、最も早いのは鹿児島(名勝仙厳園)と宮崎(垂水公園)で3月25日ごろ、最も遅いのは北海道(二十間道路桜並木)で5月4日ごろとなっている。
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