調査リポート
現役秘書がサポートしたい上司、トップはアノ元首相
忙しい経営者や政治家をサポートする秘書。「政治家・経営者のうち秘書につきたい人」を尋ねたところ、トップはすでに政界を引退したあの元首相だった。ぐるなび調べ。
忙しい経営者や政治家をサポートする秘書。サポートする上司と一体となって活動することになるが、どんな上司と働きたいと思っているのだろうか。
ぐるなびの調査によると、現役秘書に「政治家・経営者のうち秘書につきたい人」を尋ねたところ、トップは「小泉純一郎」元首相で26.3%。以下、ソフトバンクの「孫正義」社長とファーストリテイリングの「柳井正」会長兼社長がそれぞれ24.7%、日産自動車の「カルロス・ゴーン」社長が20.1%、日本マクドナルドの「原田泳幸」社長が18.8%で続いた。
上位は経営者が多かったが、政治家だけを見ると、2位は橋下徹大阪市長、3位は石原慎太郎東京都知事と東国原英夫元宮崎県知事が同率。現役の与野党トップは、野田佳彦首相は6位(3.6%)、谷垣禎一自民党総裁は7位(3.0%)と振るわなかった。
歴史上の人物で秘書につきたい人
「歴史上の人物のうち、秘書につきたい人は?」と聞くと、「坂本龍馬」(27.6%)と「聖徳太子」(26.0%)が上位。以下、「徳川家康」が21.4%、「篤姫」が16.8%、「織田信長」が16.1%で続いた。
ぐるなびでは「今までにないものを創造する力を持ちつつも、自分たちの話を聞いてくれる上司、という理想の表れだろうか」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は秘書業務に従事している男女304人(男性34人、女性270人)。調査期間は3月29日から4月9日。
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