GWを満喫する費用はおいくら? 1日5000〜2万円が多数派
ゴールデンウイークまであと少し。旅行やショッピングなどを楽しむためにはお金に余裕があることが不可欠だが、消費者はどのくらいあれば満喫できると考えているのだろうか。ネオマーケティング調べ。
ゴールデンウイークまであと少し。有給休暇を絡めて、10日間近くの長期休暇を予定している人も少なくないのではないだろうか。
ネオマーケティングの調査によると、20〜59歳男女のうち「ゴールデンウイークに出かける(予定が決まっている+予定はまだ決まっていない)」という割合は57.3%と、「出かけない/出かける予定はまったくない」の25.0%を上回った。
さまざまなイベントが開催されるゴールデンウイークだが、出かけないという人にその理由を聞くと、最も多かったのは「金銭的に余裕がないから」で35.6%。以下、「どこの場所も混雑しているから」が30.4%、「交通が混雑するから」が28.3%、「特別行きたい場所がないから」が24.9%、「休みの日数が少ないから」が22.5%で続いた。
お金がネックになって出かけないという人が多いが、「ゴールデンウイークを満喫する上で必要だと思う1日の1人当たりのおこづかい」を尋ねると、「5001〜1万円」(31.2%)と「1万1〜2万円」(29.4%)が上位。13.8%は「5000円以下」でも満喫できるとしていたが、5.8%は「5万1円以上」でないと満喫できないようだ。
ネオマーケティングでは「5月に入ってからの4連休(5月3〜6日)を暦通りに満喫するとすれば、約2万〜8万円ほどの出費が考えられる。幅があるが、10万円弱は使いたいというのが本音のようだ」とコメントしている。
旅行の予定が多数派
ゴールデンウイークに出かける予定がある人の具体的な内容では、「日帰り旅行(温泉・観光地など)」(36.0%)や「ショッピング」(35.0%)、「国内旅行(1泊以上)」(34.8%)、「外食」(34.0%)が上位。長期休暇を利用しないと難しい海外旅行だが、行く予定のある人は5.2%とそれほど多くなかった。
ちなみにゴールデンウイークに関するエピソードでは、「渋滞で目的地に行けないことが多々ある」(41歳男性)、「予約を入れた途端に仕事が入るのが常」(50歳男性)、「前後に嫌がらせのようにゼミを入れる教授がいる」(26歳男性)といった声があった。
インターネットによる調査で、対象は20〜59歳の男女1314人。調査期間は4月16日から18日。
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