本音を言えるソーシャルメディア、トップはTwitter
ソーシャルメディアとともに成長してきた現代の大学生。しかし、本音を言えるソーシャルメディアは限られているようだ。東京工芸大学調べ。
ソーシャルメディアが発展していく中で育ってきた現代の大学生たち。リアルの交流とネット上の交流はどのように結びついているのだろうか。
東京工芸大学の調査によると、大学生に「実際に交流のある友人とつながっているソーシャルメディア」を尋ねたところ、「mixi」(48.0%)と「Twitter」(45.4%)、「Facebook」(41.2%)が40%台で拮抗(きっこう)していた。
4位以下は、「LINEのタイムライン画面」が19.1%、「Mobage」が10.5%、「GREE」が8.2%、「ブログ」が7.8%で続いた。男女別に見ると、ほとんどのソーシャルメディアで女性の方が割合が高くなっていた。
本音をさらせるソーシャルメディアは
「ソーシャルメディアごとに本音と建前を使い分けることがありますか?」と聞くと、「ある(頻繁にある+たまにある)」が79.3%と、「まったくない」の20.7%を大きく上回った。男女別に「ある」の割合を見ると、男性(77.1%)より女性(81.3%)の方が高くなっていた。
本音と建前を使い分ける人に「本音をさらせるソーシャルメディア」を尋ねると、「Twitter」が37.2%と断トツ。以下、「mixi」が14.0%、「Facebook」が11.4%、「ブログ」が9.7%、「LINEのタイムライン画面」が6.2%、「2ちゃんねる」が4.9%、「ニコニコ動画」が4.8%で続いた。
東京工芸大学では「利用者同士の結びつきが比較的強いSNS系のメディアでは、友人とつながっている割合が高くなった反面、本音をさらせる割合は低くなった。他方、利用者同士の結びつきが比較的弱いミニブログやブログ系のメディアでは、本音をさらせる割合が高くなる傾向があった」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は大学生1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は10月25日から11月5日。
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