調査リポート
もしも節電協力金がもらえるなら、いくらほしい?:50歳代、60歳代に高い節電意識(1/2 ページ)
2013年も夏本番。今年も節電に励んでいる人は多いようだ。楽天リサーチの調査によれば、6割以上の人が新たな追加節電策に取り組みたいとしている。
家庭内の暑さに対して日常的に節電を意識している人はおよそ2人に1人。また、2013年の夏本番に向けて6割以上の人が新たな節電対策を追加する意向を持っていることが、楽天リサーチが実施した夏の節電に関する意識調査で分かった。
50歳代、60歳代に高い節電意識
暑さに対する節電意識を尋ねたところ、「高い」と答えた人が「非常に高い」(11.0%)と「やや高い」(45.7%)を合わせて56.7%となった。年齢別にみると若年層に比べて50歳代、60歳代がより高い意識を持っており、70%以上が「エアコンの設定温度変更または停止」「扇風機を使う」といった具体的な対策を実施していた。
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