紙の名刺がいらなくなる時代が来る?:誠 Weekly Access Top10(2013年12月9日〜12月15日)
今週のランキングは2014年度末に開業予定の「上野東京ライン」に関する記事がトップに。これに関連して「青春18きっぷ」や「鉄オタ」といった過去の“鉄道ネタ”記事もランキングに上がってきました。
Business Media 誠 Weekly Access Top10
「Business Media 誠」の記事アクセスランキング「誠 Weekly Access Top10」。今回は2013年12月9日から12月15日までの集計です。
今週の1位は連載「杉山淳一の時事日想」より「『上野東京ライン』成功のカギは、品川駅が握っている」でした。2014年度末に開業予定の「上野東京ライン」において、ホームの数に余裕がある品川駅は折り返しの拠点など、重要な役割を担う可能性が高いことを解説しています。このほか3位と9位にも同連載の記事がランクインしました。
「伊吹太歩の時事日想」も好調です。先週の連載「倒産寸前だった「LEGO」が世界2位のおもちゃ会社に返り咲いた理由」が7位に入ったほか、「夫を吸い尽くす『タガメ女』を駆除する米国の新しい恋愛のカタチ」が2位に、「資産1000億円以上の億万長者は世界に2170人――日本人は33人」が5位に入りました。
紙の名刺はなくなるか?
ランキングはさておき、先週は渋谷のコワーキングスペース「LightningSpot」で開催されたスマートフォン用名刺管理アプリ「Eight」(エイト)のイベントに行ってきました。
EightはSanSanが開発した名刺管理サービス。名刺の“人力OCR”サービスが特徴で、名刺の画像をサーバにアップするとオペレーターが実際に画像を見てデータを入力してくれます。ScanSnapなどのドキュメントスキャナと連携して、スキャンデータをEightで保存する機能も人気です。
このイベントではプロブロガーのイケダハヤトさんがゲストとして呼ばれており、Eightの魅力を知って使ってもらう――という対談企画があったのですが、イケダハヤトさんはそもそも紙の名刺を使っていないらしく、企画が破たんしかける一幕が。面識の有無はFacebookの友達で判断、仕事に関する連絡もFacebookが中心ということで「確かにフリーランスだったらそれもアリだよなぁ……」と思わず納得。
そもそもEightは「紙の名刺をなくしたいと考えて開発した」(開発者の塩見さん)ものであり、方法は違えどイケダハヤトさんと見ている未来は近いと思います。とはいえ、Eightは紙の名刺の画像データを基にして整理をするものであり、現在の形では紙の名刺をなくす決定打にはならないようにも思いました。
イベントではEightのスタッフに対し「Eightのようなサービスが普及すれば紙の名刺はなくなるか?」という質問も出ましたが、「いずれは消えると思うが、かなり先の話だと思う」(Sansan 日比谷さん)とのこと。名刺のような個人情報をFacebookのようなSNSで一元管理をする時代が来るのか、はたまたスマートフォンの電話帳に似たシステムで保存/交換をすることになるか、みなさんはどう思いますか?
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